MacのiTerm2で作業ログを出力する方法
Fri, Jun 3, 2016
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MacのiTerm2で作業ログを出力するように設定しました。
今回はその設定方法を紹介します。
ログを出力するディレクトリを作成
まずログを出力するディレクトリを作成します。
今回は /var/log/iterm2
ディレクトリを作成し、そのディレクトリにログを出力するようにしたいと思います。
$ sudo mkdir /var/log/iterm2
iTerm2の設定変更
まず、iTerm2を起動して、上部メニューからProfiles > Option Profiles…を選択します。
次にProfile NameのDefaultを選択し、Edit Profilesをクリックします。
次に、Profiles > Sessionとクリックして、Automatically log session input to file in:にチェックを入れ、ログを出力するディレクトリパスを入力します。
これで設定は完了ですが、ディレクトリパスの横に「!」が表示されている場合は、書き込み権限がなく、ログを出力することができないので、ディレクトリのパーミッションを変更します。
ディレクトリのパーミションを変更
今回作成した /var/log/iterm2
ディレクトリに書き込み権限がありませんので、パーミッションを変更します。
オーナーを変更してもいいですが、今回はディレクトリのグループをadminにして、グループに書き込み権限を付与しました。
$ ls -la /var/log/ | grep iterm2 # 権限の確認
drwxr-xr-x 2 root wheel 68 6 3 21:10 iterm2
$ sudo chown :admin /var/log/iterm2/ # グループをadminにする
$ sudo chmod 775 /var/log/iterm2/ # グループに書き込み権限を付与
$ ls -la /var/log/ | grep iterm2 # 権限の再確認
drwxrwxr-x 2 root admin 68 6 3 21:10 iterm2
これで権限の問題は解消されたので、環境設定画面で入力したディレクトリパスの横の「!」が消えていると思います。
ログが出力されているか確認
設定は全て環境したので、一旦iTerm2を終了し、再起動してから、lsコマンドでログが出力されているか確認します。
$ ls -la /var/log/iterm2/
total 8
drwxrwxr-x 3 root admin 102 6 3 21:52 .
drwxr-xr-x 67 root wheel 2278 6 3 21:10 ..
-rw-r--r-- 1 sh0e1 admin 240 6 3 21:53 20160603_215248.Default.w0t0p1:E261E7BE-817A-4338-89BB-DEDCA40CA80C.17884.878741ed.log
ログが出力されているのが確認できました。
以上、MacのiTerm2で作業ログを出力する方法でした。