HomebrewでApacheをMacにインストール

Tue, Jul 7, 2015 One-minute read

MySQLに引き続き、HomebrewでApacheをインストールしてMacに開発環境を構築していきます。
今回もインストールから初期設定まで行い、最後にブラウザからアクセスしてページが表示されるか確認します。

Homebrewについては下記を参照してください。
MacにHomebrewをインストールしてパッケージを管理をする

インストール

いつも通り、brew installコマンドでインストールします。

$ brew tap homebrew/dupes
$ brew tap homebrew/apache
$ brew install httpd24

HomebrewではApacheはバージョン2.2と2.4がインストールできるみたいですが、今回はバージョン2.4をインストールしました。
Apache 2.2をインストールしたい場合は、brew install httpd22でインストールできます。

インストールが完了したらパスを確認します。
MacにはデフォルトでApacheがインストールされているので、apachectlコマンドのパスがHomebrewでインストールしたApacheを向いているかの確認です。

$ which apachectl
/usr/local/bin/apachectl

パスが/usr/local/bin/apachectlと表示されれば大丈夫です。

設定ファイルの変更

設定ファイルを変更します。
設定ファイルのパスは/usr/local/etc/apache2/2.4/httpd.confです。

#一応バックアップをとっておく
$ cp -p /usr/local/etc/apache2/2.4/httpd.conf /usr/local/etc/apache2/2.4/httpd.conf.org
$ vi /usr/local/etc/apache2/2.4/httpd.conf
#ポート番号の変更
Listen 80
# ServerNameの変更
ServerName localhost:80
# .htaccessでoverrideを許可
<Directory "/usr/local/var/www/htdocs">
    AllowOverride All
</Directory>
# index.phpを使えるように修正
<ifmodule dir_module="">
    DirectoryIndex index.html index.php
</ifmodule>
# .phpを実行できるようにMIMEタイプを追加
<ifmodule mime_module="">
    AddType application/x-httpd-php .php
</ifmodule>

2015/07/27追記

.htaccessでのmod_rewriteを有効にするために、libexec/mod_rewrite.soのコメントも外しておいたほうがいいかもしれません。
CakePHPを動かそうとしたときにハマりました…

# コメントアウトを外す
LoadModule rewrite_module libexec/mod_rewrite.so

設定ファイルを変更したら、Apacheを起動します。

$ sudo apachectl start

ブラウザから確認

ブラウザから http://localhost にアクセスして、It works!と表示されればOKです。
ちなみに、ドキュメントルートは今回はデフォルトのままなので、/usr/local/var/www/htdocsです。

あとがき

最近環境構築ネタ、しかもHomebrewばかりになってしまっているので、あとphpenvとphpmyadminを書いたらとりあえず環境構築ネタは終わりにして、サンプルとかコードとか載せていきたいと考えています。
それと7/6にGoogle Cloud Platformの研修に参加してきたので、その辺のことも載せていきたいです。