MacにHomebrewをインストールしてパッケージを管理をする

Wed, Jun 10, 2015 One-minute read

Macの開発環境が結構ごちゃごちゃしてきたので、今更ながらHomebrewで管理しようと思い立ちました。
Homebrewを使えばPHP、MySQLなどはもちろん、GUIアプリケーションも管理できるとのことなので、少しずつHomebrewに移行していこうと思います。
ということで、今回はHomeberwのインストール方法と基本的な使用方法についてです。

Homebrewとは

Homebrew(ホームブルー)は、Mac OS Xオペレーティングシステム上でソフトウェアの導入を単純化するパッケージ管理システムのひとつである。MacPortsやFinkと同様の目的と機能を備えている。

Homebrew (パッケージ管理システム) - Wikipedia

Homebrewでは、パッケージをインストールすると/usr/lcoal/Cellar/配下にパッケージがインストールされ、/usr/local/bin/にシンボリックリンクがつくられます。

事前準備

Homebrewのインストールには、Command Line Tools for Xcodeが必要です。
App StoreからXcodeをインストール後、下記コマンドを実行してCommand Line Toolsをインストールします。

$ xcode-select --install

Homebrewをインストール

公式サイトに記載されているコマンドをコピペして実行するとHomebrewをインストールできます。
Homebrew — OS X用パッケージマネージャー

$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

※コマンドのURLが更新されることがあるので、サイトで確認してから実行したほうが確実です。

インストールが完了したら問題がないか確認します。

$ brew doctor
Your system is ready to brew.

Warningが出る場合は、表示される解決策に沿って対応してください。

以上でインストールは完了です。

brewコマンド

Homebrewの基本的なコマンドです。

バージョンを確認

$ brew -v

パッケージをインストール

$ brew install FORMULA...

パッケージをアンインストール

$ brew uninstall FORMULA...

パッケージを検索

$ brew search [foo]

インストールしたパッケージの確認

$ brew list [FORMULA...]

パッケージの更新

$ brew update # Homebrew自体と、インストールできるパッケージリストを更新
$ brew upgrade [--all | FORMULA...] # インストールされているパッケージを更新

GUIアプリケーションの管理

MacのGUIアプリケーションを管理するにはHomebrew Caskをインストールします。
Homebrew Caskをインストールすると、brew caskコマンドが使えるようになります。

$ brew install caskroom/cask/brew-cask

brew caskコマンド

Homebrew-caskの基本的なコマンドです。

アプリケーションをインストール

brew cask install

アプリケーションをアンインストール

brew cask uninstall

アプリケーションを検索

brew cask search

インストールしたアプリケーションを確認

brew cask list

アプリケーションの更新

brew cask update

ダウンロードファイルの削除

brew cask cleanup

Homebrew Caskのインストール先

brew caskコマンドでインストールしたアプリケーションは、/opt/homebrew-cask/Caskroom/配下にインストールされ、~/Applicationsにシンボリックリンクがつくられます。

Homebrewを使ってみた所感

まだ移行中ですが、パッケージの管理が一元化でき、かなり楽になった印象です。
アプリケーションを色々インストールして管理が面倒という方はぜひHomebrewでパッケージ管理をしてみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。